ナショナルの自動お掃除機能付きエアコンのクリーニングの様子をご紹介します。
松下電器がパナソニックに代わる前の製品で、10年近く使っているとのことでした。
フィルターお掃除ロボットを搭載した比較的初期のエアコンだと思われます。
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クリーニング前のエアコンの汚れ
既にリタイアされたご夫婦のお宅ということもあり、高い所に設置されているエアコンのお手入れはなかなかできないようでした。
作業が危険ですので、そうなりますよね…。
当然汚れは溜まってしまいます。エアコンは空気と共にホコリを吸い込みます。
前面パネルを外すと…
フィルターまわりのホコリが見えてきました。
右側の青い部分がフィルターお掃除ロボットで、左右に動きながらホコリを吸い取ります。この仕組みはパナソニック製の現在の機種でも同じです。
しかし、状況を見るとホコリが擦られて固まりになっており、吸い取られていません。
エアフィルターを外すと…
フィルター内部に入り込んだホコリが見えてきました。
ホコリは特に上部から入り、溜まります。
空気清浄フィルター(左)や脱臭フィルター(右)と呼ばれる部分も汚れています。
エアフィルターの汚れ
外してみると、このようにホコリが付着していました。
配線処理、お掃除ロボの分解
この辺がお掃除機能付きエアコンの厄介なところです。そのせいで時間がかかってしまいます。モーターも何台か入っています。
時にはこんなオジャマ虫の形跡も…。
またパナソニックのエアコンは、お掃除ロボットがかきとったホコリを屋外に自動排出する仕組みなのでさらに面倒です。
左下のホースを通ってホコリが排出されます(その周りにはホコリがいっぱいですが…)。ホースの中にホコリが溜まっていることもあるので取り除きます。
構造を複雑にすると汚れは溜まりやすいと思われます。
左が吸い込み口の様子(溜まっていたホコリは取り除きました)。右が屋外排出口の画像です。
配線処理や自動排出機構の分解をすることにより、お掃除ロボットが移動するフレームを外すことができます。フレームの所々にもホコリの固まりが見られます。
そして露出した熱交換器(アルミフィン)にはホコリが目詰まりしています。空気の流れも冷暖房の効きも悪くなっていることでしょう。
エアコンクリーニングの結果
スッキリきれいに仕上がりました。お掃除ロボットフレームとエアコン本体。
エアコンを洗った洗浄水はこのとおりです。
お掃除エアコン組立て作業
今度は元のとおりに部品を組み立てていきます。配線のつなぎ忘れをしないように。
試運転をして完了です。
少々古くなっては来ましたが、まだまだ現役で活躍できそうです。ご夫妻にも喜んでいただきました。
ナショナルエアコンのクリーニング・お掃除なら…
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