古民家の木部(梁・柱)磨き

古民家の梁磨き

古民家をリフォームするにあたっての木部(柱・梁・欄間・束・廻縁など)の汚れ落とし、磨きをしてきました。

建築の仕事(新築相談リフォーム相談)も並行して行っているので、興味深い分野の掃除でした。

古民家のリフォームに関連した掃除

現在の一般的な家づくりでは、無垢の木が室内に見える形で使われることが減っています。木材より安価で狂いなどの欠点が少ない建材が多く出回っているからです。

しかし本物の無垢の木は、時が経つほど味が出てくる良さがあります。

銘木の柱

茨城県を含め日本国内には、古民家と呼ばれる年を重ねた重厚なつくりの木造住宅がまだ多く残っています。

これらの住宅では機を見てリフォームされる際に、「せっかくの木なので表したい」という方が多く、それに伴い木を磨き清掃することになります。

木を洗う・磨く

長年生活する中で、室内の木部も当然汚れます。ホコリも溜まりますが、木から出るアクもあります。

木を白くするために漂白する方法もありますが、今回は汚れを落とすという範疇で掃除をしました。

水ぶきでは十分に落ちない汚れを、洗剤を吹きかけながら落としていきます。雑巾はすぐに真っ黒になりますが、その結果として木の色艶が甦っていきます。

木部洗い 木のアク汚れ

廻縁の様子

ホコリが落ちるので大掃除の基本は上部から手を付けていきます。

天井は既存の仕上げの上から新たに天井材を張るということで、今回の最上部は廻縁になります。

通常廻縁は薄い材料が1枚ですが、このお住まいでは大きな廻縁が3段に重なっています。

3段廻縁 化粧廻縁

欄間の様子

和室の続き間には、その部屋を仕切る襖の上部に彫り物の欄間が入っていることが良くあります。今回も立派な欄間でした。

凹凸があり高い位置にあるので、ホコリは溜まりやすい部分です。

欄間の汚れ 欄間汚れ

掃除機でホコリを吸い取った後、丁寧に磨きました。

欄間の彫り物 化粧欄間

梁の様子

立派な梁ですが、磨く前は汚れでくすんでいました。

梁の汚れ 梁のくすみ

磨き始めると輝きが出てきます。ケヤキ材は特に美しくなります。

梁磨き 古民家の梁磨き

磨きの前後を比べてみると、

廊下掃除前 廊下掃除後

木部洗い前 木部洗い後

柱の様子

柱と梁上の束もキレイに洗いました。掃除前後の様子です。

柱洗い前 柱洗い後

ケヤキの柱はいい色になりました。

ケヤキ柱

レトロなガラス窓

廊下欄間のガラス窓。枠は木製で、縁を丸く取った丁寧なつくり。

今では見かけない模様ガラスが入っています。

木製ガラス窓

木部(柱・梁)洗いの完了

とりあえずリフォーム工事を進める前の木部洗いを終えました。

かなりの汚れが落ちました。

木部汚れ

木部洗い完了

どの様に仕上がるのか、リフォーム工事完了後の清掃が楽しみです。

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