エアコンの汚れ
冬場のホコリと夏場の湿気でエアコンは数年でかなり汚れます。特に猛暑の影響で使用頻度は年々増え、ますます汚れる状況になっています。
また、近年の住宅は気密性が高く、密な空間で汚れたエアコンを使い続けることは、けして体に良いことではありません。
お掃除機能付きエアコンも例外ではありません。定期的なお手入れが必要です。分解洗浄することで、衛生的な状態を保つことができます。
エアコン内部はこんなに汚れている
まずは、次の動画をご覧ください。エアコンクリーニングの様子(流れ出る洗浄汚水)の様子です。外からは目立たなくても、エアコン内部はいかに汚れているかが分かります。
直感的に「うちも気になるからクリーニングを頼みたい」と思われたなら、すぐにエアコンクリーニングにお進みください。
エアコンのカビは健康に影響を及ぼす
日本の夏は高温多湿です。その蒸し暑い空気をエアコンが冷やすのですからエアコンの内部は結露します。
夏場のエアコン使用時に、室外機近くの管(ドレン管)水が滴っている光景を見たことがありませんか。それがエアコン室内機から外部に流れ出た結露水です。
エアコン内部の湿潤状態が続けば自然界にいるカビ菌が繁殖し、エアコン内部はカビの温床になります。エアコン内部にホコリが溜まっていれば尚更です。
そういう所から空気が出てくるのです。キレイにしておく方が良いのは言うまでもありません。
大人はもちろん、小さなお子さんや高齢者の方にとっては、カビのある環境は避けたいものです。カビが漂う空気環境はアレルギーや呼吸器系疾患などの原因につながります。
下は少し古い記事ですが、しっかりとエアコンのカビの調査結果が書かれています。
55世帯でフィルターに付いたゴミを調査
- アレルギー疾患の要因を作り出している。
- 9割は掃除をしていた。
- 見つかったカビの胞子数-カーペットや畳に比べやや多い10万個以上-11世帯
- カーペットや畳に比べかなり多い100万個以上-12世帯
- クロカワカビ、コウジカビが多い。(湿ったところを好み、エアコン内にできた水滴が原因)
- エアコンがカビをまき散らしている。(エアコン平均風量は、掃除機のの5~6倍)
- 建物1階の方が湿気が多いためカビも多い。
- エアコン使用年数が多いほどカビも多くなる。
50世帯を追加調査したが、ほぼ同じ傾向
ひと夏に最低2回はフィルター掃除することが推奨されています。
もちろんエアコンの中にホコリ・カビがあれば、嫌な臭いも発生します。
夏型肺炎(夏型過敏性肺炎)に注意
夏になったら咳が続く、熱が出るようになった。それは夏型肺炎かもしれません。
アレルギーによる過敏性肺炎の一種で、室内のカビの一種(トリコスポロン)が原因です。エアコンに付着していてそこから出る空気が部屋中に広がっている可能性もあります。
何かおかしいと思ったら、お医者さんに相談するのと併せてエアコンクリーニングをしてみることで解決につながるかもしれません。
ホコリ詰まりはエアコン効率を下げる
気密性の高い家が多くなったこと、給油がいらず便利で安全であることなどから、今では冬の暖房もストーブよりエアコンを中心に使う方が多いと思います。
夏場に猛暑日が増えたことで、エアコンを複数台設置しているご家庭も一般的でしょう。
エアコンを運転していれば空気のホコリも一緒に吸い込むため、フィルターにそのホコリがくっつき、溜まっていきます。
最近のエアコンの機種は効率が良くなったことは確かですが、フィルターにホコリが溜まったままではその効率は確実に落ちます。
また、ホコリは臭いも吸い込むので、不快なエアコン臭の原因にもなります。
エアコンのフィルター掃除はご家庭でも簡単にできるので、されているとは思いますがシーズンに数度はお掃除することをお勧めします。
自宅でできるエアコンのお手入れ、フィルター掃除
- フィルターの下に新聞を敷いて掃除機をかけると、ホコリを吸いやすくなります。
- フィルターは水洗いをして洗剤をよく落し、乾燥させる。
- お掃除機能付きエアコンでは、ブラシとダストボックスも掃除する。
- 前面カバーのホコリ、エアコン上部や内部も掃除機で吸い取る。
自分でできるエアコンのお手入れの詳細を別ページにまとめました。
エアコンは高所に付いているので、掃除する際は転倒などに気を付けて下さい。
しかし、
「自分には手に負えない」「自分には無理だ」と思われたなら…
プロのエアコン掃除サービスをご利用下さい。
エアコンを分解して内部までスッキリ洗浄いたします。
エアコン掃除・クリーニングのサイン
まず、エアコンシーズン前後のフィルター清掃で、汚れを確認して下さい。また(使用頻度にもよりますが)3年間通常使用したエアコンは程度確認の意味も含めてクリーニングしてみて下さい。ご家庭のエアコンクリーニング頻度の目安になると思います。
ただし、こんな場合は、即お掃除が必要な赤信号状態です。
- 吹出し口から出てくる風が臭う
- ルーバー、またはその中を覗くと黒くなっている
- 吹出し口から黒いものが落ちてくる
既に内部は、想像以上にホコリとカビで真っ黒になっている状態です…。そして、そこから出るカビ等を含んでいるであろう空気は、冷暖房風とともに部屋中に行き渡ります…。性能が良い機種ほど拡散させる力が強いとも言えます。
この汚れの状態は、いくらお掃除機能付きエアコンであっても変わりません。数々のエアコンをクリーニングしてみての実感であり、下の画像はその一事例です。
お掃除機能付きエアコンは、勝手に掃除してくれていると思いがちですが、それはフィルター清掃だけ。しかも、十分に機能していないケースがほとんどですので、定期的に状況確認が必要です。
エアコン掃除・クリーニングのきっかけ
上記に記載したほか、
- 出産が近い、子供が生まれた、子供が小さい。
- 入院した家族が帰ってくる、体の弱い家族がいる。
- 体調が悪い、やたらとくしゃみが出る。
などの健康・体調面の心配事が、エアコン掃除のきっかけとして聞かれます。
エアコン掃除・クリーニングの効果
定期的なお掃除は、健康を保つため、電気代節約に効果的です。実際、「体調が良くなった」「効きが良くなった」「臭いが取れた」という声をお伺いしております。(詳しくは、エアコン掃除の必要性とエアコンクリーニングの効果へ)
敬遠されがちなお掃除機能付きエアコンを含め、本格的なプロのお掃除(分解洗浄)は、当ハウスクリーニング店にお任せください。エアコンクリーニングに真剣に取り組んでおります。
お掃除機能付きエアコンは汚れない?
お掃除機能付きエアコンという機種が増えていますが、エアコンのお掃除は全て機械にお任せ、という訳にはいきません。
内部が汚れるのは一般のエアコンと同じで、自動でクリーニングできるのは表面のフィルターだけです。しかも完璧ではなく、ダストボックスと共にお手入れする必要があります。
お掃除機能付きだからいつも清潔な訳では無いのです。
目詰まりしたエアコンフィルター 洗浄後のエアコンフィルター
フィルターのホコリを落とすブラシ ダストボックスのホコリ
かえって内部機構が複雑な分、お掃除がしづらく細部にホコリが溜まりやすい面があります。
また、一般のエアコンと同様にエアコン内部は結露する状態になりますし、カビ菌が繁殖する可能性もあります。
ご自分でエアコンフィルターの掃除ができる方にとって、値段も高く構造が複雑な「お掃除機能付きエアコン」は、スペック(機能)過剰かもしれません。
そして「うちのエアコンもプロに掃除をしてもらった方がいい…」と思われたなら、おそうじエージェントにお任せください。丁寧なエアコンクリーニング・お掃除を心掛けております。
茨城県南~千葉県北:エアコンクリーニング対応地域
茨城県 つくば市・つくばみらい市・土浦市・牛久市・取手市・守谷市・龍ヶ崎市・稲敷市・利根町・河内町・阿見町・美浦村
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