使っているうちには壊れてしまうエアコンもあるので、10年を超えるとよくもっているなと感じます。
古いエアコンのクリーニングはよくやりますが、今回のエアコンは最強クラスの汚れでした。タバコのヤニ汚れがひどかったので、見た瞬間「どこまで落とせるものか?」と思いました。
エアコンクリーニング前後の様子をレポートします。
10年分のホコリとヤニによるエアコンの汚れ
エアコンのメーカーはダイキンでした。
ヘビースモーカーということだったので、エアコン表面にも汚れが付着しています。タバコのヤニ汚れです。
特に室内の空気を吸い込むエアコン上部が汚れていました。
エアコン内部のアルミフィンにも茶色いヤニ汚れが付着しています。
吹出し口はと言うと、絶句…。黒いものが落ちてきたこともあったと伺いました。
健康に良い環境ではありません。お客様にもご覧いただき説明をし、今後はもっと早く言って頂ければとお話ししました。
エアコンの汚れは、人の健康やエアコン風の臭い、エアコン効率に影響を及ぼします。
エアコンクリーニングの必要性と効果
エアコンの嫌な臭いをお掃除で除去
厚みを持ってしまったカビがびっしりと生え、素材の元の様子は確認できません。(画像はあえて小さくしてあります。)
ここでちょっと目の保養、ブレークタイム
エアコンに溜まった10年分の汚れを落とす
通常より洗剤の濃度を濃くし使用量も増やし、汚れを溶かしていきます。
そして頃合いを見計らって、エアコン内部を高圧洗浄機で徹底洗浄。
黒い固まりと茶色い水がどんどん出てきます。
流れ出るエアコンの洗浄水が透明になり黒いゴミが出なくなるまで、たっぷりの水で洗い続けました。
結果溜まった洗浄水がコレです。真っ黒な水で、浮いているホコリ・カビの固まりに加え、沈殿物も相当ありました。
エアコンの方がどこまでキレイになったかと言うと…
すっかり素材の色も確認できるまでになりました。
内部のファンの色はグレーでなく、黒だったんです。
エアコン外部のカバーやパーツも洗剤で洗い、元の白さが甦りました。
クリーニング前後で比べれば一目瞭然です。黄ばんだヤニ汚れがすっかり落ちました。
これで安心してエアコンをご利用いただけます。
エアコンがここまで汚れてしまう前に
エアコンの使用頻度が高い、幹線道路に面している、タバコを吸うなどの場合は、1年に1度のエアコンクリーニングをおススメします。
既に汚れが溜まってしまったエアコンのお掃除もお任せください。
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