お掃除機能付きエアコンはクリーニング不要？｜汚れの実態～掃除頻度

ダイキン－2013年製Aシリーズ－お掃除機能付きエアコンをクリーニングしました。

ダイキンのエアコンには、高速ストリーマという空気をキレイにする機能があります。

どの位その機能の効果があるのかも含めて、お掃除機能付きエアコンはホントに汚れないのか？についてのレポートです。

エアコンクリーニングはどの位の頻度ですべきか？

よくお客様に聞かれるのが「エアコンクリーニングはどの位の頻度でした方がいいの？」という質問。そして、「お掃除機能付きエアコンは掃除しなくてもいいと思った」という声です。

そのお部屋の環境や使用頻度によって適時が変わってきますので、何ともお答えし難いのですが、判断の基準は次のようなものです。

しかし、これらの現象ははっきりと分かる「黄色～赤信号に該当するサイン」ですので、

などのご家庭では、少し早めの対応をされた方が良いかもしれません。

車のオイル交換と同じで、掃除の時期を決めておかないと大きく過ぎてしまうことがあります。

今回のエアコンはリビングに設置してあるので使用頻度も高いはずです。

ダイキンエアコンの機能の一つで「空気もエアコン内部もキレイに」するとされています。

具体的には、

プラズマ放電の一種である「ストリーマ放電」は細菌・カビはもちろん、有害化学物質・アレル物質なども抑制する酸化分解力を持った活性種を生成します。

（取扱説明書より）

とのことであり、さらに

フィルターに捕獲したカビやアレル物質を高速ストリーマで強力に分解し、お部屋にキレイな空気をお届けします。

エアコン内部にも高速ストリーマを照射し、内部のカビやニオイの原因菌を抑制。吹出す気流を清潔にします。

と記載されています。

では、その効果は如何に？実際のエアコンの様子を見てみます。

外観はキレイでしたが、内部を分解していくと徐々にホコリや汚れが見えてきました。

フィルターの奥にまでホコリが入り込んでいます。

表から見えない部品の裏側が汚れています。ストリーマでは十分に防げないのではないでしょうか？

お掃除ロボットの配線を処理し、お掃除機能を外すとその裏側にもホコリは溜まっています。

アルミのフィンにホコリはこんな感じです。フィンの隙間にもしっかり入り込んでいます。

吹出し口はと言うと、特に奥に見えるファンの羽根にホコリが付き、黒いカビが生えています。

けして掃除が不要な汚れのレベルとは言えません。放置すればカビ汚れはどんどんひどくなるばかりですので、早期のエアコンクリーニングをおすすめします。

今回は事例の一つですが、

ということは言えます。

洗剤をかけ汚れを溶かし、たっぷりの水で洗い流しました。その結果、汚れをリセットできました。これで当面は、衛生的・健康的にエアコンをご使用いただけます。

今回は赤ちゃんと幼稚園のお子様がいるご家庭でした。

お手頃なエアコンクリーニング料金と、使用している環境に優しい洗剤の質（子どもに害のないという基準）でお選びいただきました。ありがとうございました。

本格的な暖房シーズンが来る前にエアコンがキレイになり、安心して冬の時期をお過ごしいただけると思います。

エアコンの臭い・汚れが気になったら、お気軽にご相談下さい。