天井埋込み型エアコンには、能力の違いによって家庭用と業務用がありますが、仕組みは同じです。今回は、東芝のダブルフローエアコンのクリーニング事例です。
大きな空間をカバーする必要があるため使用頻度は高く、また設置場所が3.5m超えと高いため、メンテナンスができていないとのことでした。
簡易的にフィルターは掃除したことがあるが、本格的な分解洗浄はエアコンを取り付けてから(ほぼ10年で)初めてだそうです。
天井エアコンの汚れはひどくなりがち
前述のお客様からのヒアリングとダブりますが、天井エアコンの汚れがひどくなりがちな理由を挙げてみます。
- 天井エアコンは目線に入りづらく、汚れに気付くのが遅くなる。
- 大空間をカバーする必要があり、接客スペースにも設置するため、使用頻度が高い。
- お手入れ方法が分からず設置場所も高いため、手を出しにくい。
その結果、天井エアコンの汚れはひどくなる傾向があるのです。
2方向天井エアコンクリーニング料金
茨城県つくば市・土浦市・取手市~千葉県成田市・我孫子市・柏市エリアでエアコンクリーニング・エアコン掃除を提供しております。
料金は、業務用エアコンクリーニング【茨城県南~千葉県北】をご覧下さい。
2方向天井エアコンクリーニング事例
クリーニング前の天井エアコンの汚れ
フィルターパネルを開けてみると、早速ホコリと黒カビ汚れが見えてきました。
分解を進めると、より一層汚れが見えてきます。ルーバーや吹出口にも黒カビが付着しています。体に良いわけが有りません。
内部部品にも黒カビが生え、結露水を受けるドレンパンには「スライム」というドロドロした沈殿物の跡がありました。その実体は「バイオフィルム」とも呼ばれる微生物の塊だそうです…。
アルミのフィンと円筒状のファンも同様です。かなり汚れています。これではエアコンの効きも悪く、臭いもあったことでしょう。
天井エアコンの高圧洗浄
エアコンを高圧洗浄する前に周辺保護養生をし、洗浄していきます。
エアコン洗浄にあたっては、まず洗剤を十分散布して汚れを溶かし、高圧洗浄機を使って水で洗い流します。洗剤は、環境にやさしいエコ洗剤を使用しております。
洗い出すと汚れが溶け出した真っ黒い水が出てきました。
クリーニング後の天井エアコン
流れ出る洗浄水が透明になるまで、水で洗い続けます。細部の掃除をし、水を拭き取ってエアコン洗浄は終わりです。
部品もスッキリきれいになりました。
アルミフィンとドラムファンの汚れもキレイに取れました。嫌な臭いも取れ、エアコンの効率も上がることでしょう。
エアコンを衛生的な状態に保つには、定期的なクリーニングをおススメしています。
天井エアコンの組立て~完成
分解したのと逆順にエアコンの部品を組み立て、配線をつないでいきます。ビスの閉め忘れと共に、配線に間違いは無いか確認しながら進めます。
試運転をし乾燥させ、動作が正常ならば完成です。
天井エアコンクリーニング-前後の比較
エアコンクリーニングのビフォーアフター写真です。比較すると違いがよくわかります。
天井エアコンクリーニングの料金、4方向タイプのエアコンクリーニング事例については、業務用エアコンクリーニングの料金をご覧下さい。
天井エアコンクリーニング-お客様の声
長らくエアコンの汚れが気になっていたとのことで、とても喜んでいただきました。また、後日「エアコンの効きが良くなった」との声もいただきました。
こちらとしてもやった甲斐があり、うれしい限りです。
天井エアコンの汚れ・臭いが気になる、天井エアコンのクリーニングをしたいという方は、どうぞお気軽にお声かけ下さい。
家庭用エアコンクリーニングも承っております。
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