東芝エアコンのクリーニング
東芝-お掃除機能付きエアコン大清快のクリーニング事例です。
フィルターとダストボックスのお掃除は小まめにされていたとのことですが、エアコンを分解してみると大変なことになっていました。
お掃除機能があまり役に立っていない…ということを物語るエアコンでした。
エアコン分解、内部の汚れ
フィルターはお手入れされていましたが、全体的に茶色くくすんだ汚れに包まれています。
エアコンは裏側が汚れている
本体カバーを外してみると、突然エアコン内部の汚れが見えてきました。どのエアコンも大概この裏側が汚れています。
ダストボックスを外してみると、その裏側にもホコリが溜まっていました。
エアコン本体内部の外部にもホコリは溜まっています。ここは電気配線・基盤・モーターなどがあり水を掛けられないので、ホコリを掃除機で吸い取ります。
エアコンお掃除機構の汚れ
フィルターとそれを自動清掃するしくみのフレーム部分です。上部だけでなく、複雑な機構部分にもホコリが入り込んでいます。
フレームは3重構造になっており、分解せずにはきれいにお手入れ・洗浄できません。
この分解が厄介で手間がかかるため、お掃除機能付きのエアコンクリーニングは価格が高くなってしまうのです。
お掃除ロボットは役に立たない?
そして、お掃除機構部分のフレームを分解撤去してみると、完全に目詰まりしたアルミフィンが現れました。この状態では空気の通りが悪いので、エアコンの効きも悪く、電気代も余分に掛かってしまいます。
かなり汚れがひどい例です。ホコリは固まり掃除機で吸い取り切ることはできませんでした。洗剤で溶かし、高圧洗浄機で洗い落とします。
それにしてもお掃除機能付きエアコンというものはあてになりません。価格が高くキチンと手入れをするには手間がかかる。そして使う側にキレイになったと錯覚させるからです。
エアコン高圧洗浄の結果
洗剤を吹きかけるとエアコン内部に付着していたホコリやカビなどの汚れが解け落ちてきます。ビニールシートに付着しているのがそれらの汚れです。
そしてエアコン内部を高圧洗浄すると、コーヒー色の洗浄汚水が出てきました。ホコリなどは沈殿しています。流れ出る水がキレイになるまで水で洗い続けます。
部品を洗い、お掃除機構を組み立て、すっかりキレイになりました。
お掃除機能付きエアコン分解クリーニング完了です。
お掃除機能付きエアコンについて
今回は特に顕著な例ですが、お掃除機能付きと言っても過信は禁物です。けしてメンテナンスフリーではありません。
フィルター・ダストボックスなどご家庭で掃除できる部分はマメにお手入れし、汚れが溜まってしまった、またはお手入れが無理な場合は、プロのエアコンクリーニングを頼むことが、エアコンを使用した健康的な生活につながるります。
どのメーカー・どの機種であってもエアコンの利用とお掃除・お手入れはセットと思って下さい。
東芝エアコンのクリーニング・お掃除なら…
丁寧なエアコンクリーニング・お掃除を心掛けております。
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